2023-01-01から1年間の記事一覧

8. 観測所を設計(の真似事w)

実のところ、スライディングルーフ以外は基礎からDIYでやりたいと思ってました。そのために小型建設機械の資格を取りましたが、生コンの打設は一人では難しいことがわかりました。少なくともポンプ車のホースを持つ人とバイブレータ(隙間なくコンクリを充填…

7. 伐木のキーパーツ

さて、覚悟を決めたところでリソースの確保です。 まず、当たり前ですがチェンソー。 小さいのは樹上作業用、手持ちでエンジンを始動でき、片手で作業ができるトップハンドル型です。 大きいのは降りてから根元に切り口を入れたり、玉切りしたりするための20…

6. 空師(そらし)の作業を見学

建物や狭い場所の高木は、重機が入れなく、当然単純に倒すわけにもいきませんから、人が登って上から切ってロープで静かに下ろします。 3日間に渡り、機材、木の見方、体の使い方の一部始終を観察させてもらいました。一般的には企業秘密に当たるので人には…

5. 伐木の世界?

[伐木師] 一本10万くらいかなぁ。 え?マジ? 300坪くらいに30本以上あるんですけど。考えるまでもなく、そんな予算は考えてません。 そうかー、そうきたか。じゃあ自分で切るしかないよね(無謀の極みw) 一応、なんで10万もかかるの?と聞いてみました。 …

4. どこに建てるか?の続き

敷地の北か南のどちらかなのですが、北に建てるなら山小屋より高くしなければ南天が全く見えません。塔のような建物の上に乗せることになりますね。 例えばこれ、(後日Twitterで話題になった空き物件です) これを馴染みのリフォーム屋さんに紹介してもらっ…

3. ドームかスライディングルーフか

結論から言うと同時に一対象しか撮らないならドーム、架台を複数設置して同時に複数対象撮りたいならスライディングルーフということになります。 値段から言うとドームはちょっとお高め、ASCOM連動して回転する装備も必須です。スリットしか開口しないので…

2. 観測所の場所選び

まず、どこに観測所を作るのか?から始まりますね。 普通は ・暗い空 ・現地までのアクセス ・電気やインターネットなどのインフラを通せるか といったところから検討するでしょう。 私の場合はというと。すでに日光某所に山小屋を持っていましたので、全部…

1. リモート観測所建設プロジェクト始動

天体写真ファンの撮影スタイルは色々ですが、行き着く先は観測所の建設になるのは必然というか、一つの夢ですよね。 ...というわけで現在ようやく運用を開始した観測所をどうやって建設したか、その紆余曲折を楽しんでいただけると嬉しいです。