2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

34. 撮影データの同期

リモート観測所で撮影したデータはどうするの?というのを書き忘れていました。 なんらかの手段でファイル転送しなければならないわけですが、データの保全も兼ねて、私の場合はNASを使用しています。リモート側のNASとローカル側のNASの2台です。どちらもQN…

33. セキュリティ

セキュリティといっても、この場合は平たくいえば防犯対策です。 囲われてない開けた土地では、建物が目立つだけに最も気を遣う項目でしょう。山の中ではご近所の目もないですし、室内には高価な機材があると知ってれば盗んで売り飛ばしてしまいたいと考える…

32. 落雷/誘導雷対策

冗長化で書きましたが、落雷、多いんです。 近所に20m以上の高い木が多いので直撃はないかもしれませんが、木に落ちて地面を伝わってアースから上がってくる(逆流雷)とか、電柱に落ちてAC電源からサージ電流が発生して機器がダメージを受ける(誘導雷)と…

31. 冗長化、何を?

何を冗長化すべきでしょうか? 冗長は普段使わないということですからリスクに見合った投資にしたいですね。リモート観測所運用で一番怖いのは予期しない停電です。ルーフを開いている時に停電したらどうなるか。まずインターネットが使えなくなり、ルーフを…

30. 現地の監視体制

天気予報以外にリアルタイムに知りたい情報ってなにかな〜 ・星でてる?、雲ない?・風は穏やかだろうか?・ルーフ開けて大丈夫かな?(雪積もってないかな) という観測所外部情報と、 ・望遠鏡の現在の向きとか・明かりがついてたり、蓋したままだったりし…

29. リモートデスクトップ(寄り道w)

えー、リモートデスクトップアプリについては、みんな知ってると思っていてスキップしようと考えていましたが、もしかしたら「リモート」で検索して来られる方もいらっしゃるかもしれませんので、少し触れたいと思います。 インターネット越し(あるいは同じ…

28. 「リモート」観測所で考えておくこと

リモート観測所建設の話を始めておきながら、ここまで「リモート」要素一切なし(笑) リモート撮影についてはみなさんよくご存知と思います。ASI Airとかリモートデスクトップとかすでに使われてますよね。私もベランダリモート撮影や車内リモート撮影をや…

27. ところでGS-400RC/TRはどうなってる?

光軸合わせで四苦八苦し、副鏡のセンターが怪しいということで田中光化学さんへ持ち込んだGS-400RC/TRです。 まず、持ち込んですぐに大型高精度平面鏡によるヌルテストです。人工星を平面鏡へ向けて、折り返されて返ってきた光をビームスプリッターで観察し…

26. スイングスルーってなんのこと?

赤道儀には1つのシリーズで大きさの違うモデルが用意されているのが普通です。どのモデルを選べばいいのでしょうか?ドイツ式赤道儀の場合は、搭載可能重量が一つの目安になりますね。フォーク式の場合はどうでしょう?下の図を見てみますと、北天を向いた…

25. 海外ショップとの交渉 WoodlandHills@Telescope.net

" data-en-clipboard="true">WoodlandHillsには、まずMathis Instrumentsのハイブリッドモデルについて尋ねました。 <Telescope.netより 2022-07-07 07:56>フォークマウントは基本3機種をご用意しております。MI-500、MI-750、Mi-1000の3種類です。また、小型の極座標に大型のフォークを搭載した</telescope.netより>…

24. 海外ショップとの交渉 OPT

" data-en-clipboard="true">交渉とはいっても値引き交渉ではなく、こちらの要件を伝え、アドバイスを貰いつつ仕様を固めていくという作業です。メールベースで充分意思疎通できますので英語翻訳ソフトで通じます。 " data-en-clipboard="true"> まず、OPTに…

23. Mathis InstrumentsとPlaneWave

Mathis Instrumentsはデザインが同じでスケール違いが数機種ラインナップされています。しかも赤経モータ部分とフォーク部分を別々に組み合わせることが可能のようです。鏡筒重量は重くはないけどカメラ含めてセル側が長い場合は、1ランク上の長いフォーク…