2. 観測所の場所選び

まず、どこに観測所を作るのか?から始まりますね。

普通は

・暗い空

・現地までのアクセス

・電気やインターネットなどのインフラを通せるか

といったところから検討するでしょう。

 

私の場合はというと。すでに日光某所に山小屋を持っていましたので、全部すっ飛ばし(笑)、敷地内のどこかに建てるという結論ありきでした。

自宅のベランダリモート観測所みたいな感じですね。

ちなみにSQMは21.0程度で天の川が見えるレベルで大したことはありませんが、仕方なしです。

その代わりアクセス(隣が自分の家)、インフラ(撮影中にテレビも見れるし風呂にも入れる)だけは無問題です。

 

既存の山小屋は移動できませんが、ほぼ敷地の中央にありますのでどこにしようか?

・東側:一応庭になっているので避けたいな

・西側:隣家に近すぎて不審がられる?

・北側:山小屋を越える高さにする必要がある(ちなみに10m以下なら建築確認は不要)

・南側:広めの他人の敷地が放置状態、しかしこれは・・・

 

どこに書くべきか迷っていたのですが大事なことなので補足します。

場所さえあれば、とはいかないのが建築です。今回はトータルプランナーみたいなコンサル業者に依頼してません(広告ではやっているように書いてあるが、具体的に聞くと実績がないのでなんともいえないなどと言われます)

なので全部自分でやることにしました。まず、法的に問題ないかの確認が必要です。

建築基準法自治体ごとに決まりがあります、例えば今回は日光市ですので日光市建築基準法を確認しました)転載禁止のためURL先を参考にしてください。

大雑把にいうと広さ10㎡以下、高さ10m以下であれば問題はないと思われます。

また、国立公園内なので環境省の国立公園法も確認が必要です。

私の場合は許可または届出を要しない地域でしたので問題はなかったです。国立公園とはいっても戦場ヶ原のような特別保護区から普通区域まで色々あります。

さらに、ここは別荘地なので景観保全など管理規定があり、建築物は事前に申請が必要でした。敷地内での配置図と建物の外観図や色程度の添付で大丈夫でした。

 

資格等ですが、伐木作業や土木作業で重機を使うなどは、私有地かつ業務として行わないのであれば運転資格は不要です。(私は両方取得しましたけどw)

電気工事は自分でやるなら工事士の資格が必ず必要です。