11. スライディングルーフが来た

完成したスライディングルーフが名古屋から栃木までトラックに乗ってやってきました。トラックのチャーターはニッシンドーム側で手配、受け入れ側の準備(クレーン車とか作業員)はこちらが手配しました。

建設会社はクレーン車などの重機の扱いに慣れていますので、基礎工事をお願いした会社に事前に日程とか調整してあります。

 

羽ばたいて空を飛んでいるかのようですね。

 

アンカーボルトに位置合わせして降ろします。

 

無事に載っかりました。

 

ルーフの中です、右奥に配電盤があります。

ルーフの開閉補応報は3通りあります

・LAN経由で専用のWindowsアプリから

・ハンドコントローラで

・手動ハンドルで

 

ルーフの中の配電盤の内部です。

LANケーブルが刺さってるのがわかると思います。

インターネット経由でルーフを開閉できるようになっています。IPアドレスはプライベートアドレスを事前に伝えて設定しておいてもらっています。


次は電気工事ですが、私の息子が工事士資格持ちなので、後でまとめてやってもらうことにしました。配線引き込み用にコンクリート床にφ100mmの穴を開けてあります。

スライディングルーフは2.5mの鉄骨架台に載っているので階段が必要です。

 

材料はどうするか、これはその時の資材相場で変わるでしょう。

・鉄骨を買って自分で溶接する
   100V溶接機は安いですが、薄板程度しか加工できないでしょう。

・単管と各種ジョイント金具を組み合わせて作る
   相場変動が激しいです、当時は1200円/4mでしたが、今(2023年2月)は2300円/4mと暴騰しています。

・木材で作る
   図面を引いて材木店に見積もっていただきましたが材料だけで20万近くかかります、ウッドショックが影響しているのかも知れませんが高すぎますね。

というわけで単管で作ることにしました、私の場合、将来余裕ができたら鉄工所に製作してもらい、バラした単管は薪ラックに流用しようという魂胆ですw

ルーフ入口は平らなスペースを設けていますが、床はグレーチング(側溝の蓋に使われるメッシュ状の鉄の板(ドブメッキされてますので錆びにくいです)を敷いています。


まずは基礎を作ります。もちろんDIYです。浄化槽や下水管の上にならないよう注意します。

 

単管の切断はこれでもできますが、溝がスパイラル状になってしまうことが多く、手も疲れるので、高速切断機、または丸ノコの刃を切断砥石に交換して使うのがおすすめです。


単管の組み立てはインパクトドライバーがあればあっという間です。この程度なら1日でできるでしょう。
スライディングルーフとは独立してますので振動が伝わらないです。

 

足場用ステップは新品は高いです、私は中古ですませました。錆が心配ですが一応滑り止めのガラス粉入りのクリアスプレーを吹いてあります。

ここでは冬は雪が積もりますので、このようなメッシュの床がとても便利です。